自然の摂理から環境を考える
 
悪玉はタバコ?それとも人工物質?
82514 タバコ発ガン説のウソ
 
西谷文宏  ( 26 和歌山 建築設計 ) 04/12/13 PM11 【印刷用へ
>タバコを吸わない私としては、嫌煙キャンペーンは、煙に悩まされる事が減りそうなので、個人的には反対する理由は無いのだが、ここまでヒステリックにエスカレートしてくると何かおかしいのではと思わずにはいられない。(81491 玉川さん)

私もタバコを吸わない人間ですが、日々エスカレートする嫌煙運動を見て非常に違和感を覚えています。

>上記の基礎データ―からみても、喫煙推移とガン死亡推移との連関はどうも見つけられません(81272 麻丘さん)

嫌煙運動、嫌煙権が社会的実行力をもっている背景には、やはりタバコ=肺ガンの原因と言う”常識”が強く存在していると思います。しかし、麻丘さんのデータを見てもわかるように、どうもその”常識”は怪しい。

そこで、いろいろ資料を探索してみたのですが、やっぱりタバコ=肺ガンと言う”常識”は怪しいようです。

■「黒くなる肺」の怪しさ

嫌煙運動でも象徴的に使われる「黒い肺の写真」について。
この写真は、中・高教育の保健体育の教科書でも紹介されているそうですが、1日30本以上、30年間たばこを吸っていた人の肺と、交通事故で亡くなったノンスモーカーの肺と比較しているものが一般的によく使われる資料だそうです。”黒い肺”はかなり衝撃的なので、確かにガンになりそうだとか、たばこは体に悪いと思わせるアピールには効果的なのでしょう。ところが、この写真は極めて”怪しい”。
人間の体内の細胞は新陳代謝によって日々更新されます。これは肺にしても同じで、タール分が蓄積していって肺が真っ黒になるなんてことは有りえない。(まあ、多少は黒くなるかもしれませんが)
部屋のカーテンがたばこによって黄ばんでくるのとは違うのです。
肺が黒くなるのには別の要因があって、埼玉医大の研究によれば、喫煙が原因ではなく、大気汚染・職業暴露・加齢が主たる原因らしい。

■空気摂取量から考える怪しさ

空気の摂取量から考えてみても、タバコ肺ガン説の怪しさが明確になります。
肺の中で血管を通して血液に空気中の酸素を送り込み、また血液から血液中の炭酸ガスなどの排泄物を受け取る肺胞の広さは90平方メートルくらいで、1日に出入りする空気の量は1トンタンク10本から15本分になります。その大気中に含まれる汚染物質の量は膨大なもので、どれだけのヘビースモーカーと言えど、一日に摂取するタバコの量の比ではありません。

■「たばこ肺ガン説」のデータの怪しさ

世界で最初に受動喫煙の害を明らかにしたのは、日本人の平山雄と言う人で、(当時国立ガンセンター疫学部長 1966〜1982年に調査)「たばこ肺ガン説」と言えば、今でもこの平山疫学がが唯一の支柱になっているそうです。(平山氏はたばこを吸わない人間だったらしい)
この「タバコ肺ガン説」には、根拠となる追跡調査に片寄りがあったり、本質的原因調査を除外したり、間接喫煙の実験ではコントロール(対照実験)の不在などが「怪しさ」として挙げられます。
まず追跡調査については、個人や家族をずっと追跡したものではなく、ある地区の何回かの免疫調査と死亡統計を組み合わせたものであること。人口移動の激しい時代のなかで、都市部の大気汚染により発ガンし田舎に帰ってきた人は考慮されていないのです。その上大気汚染のコントロールを調査することもない=たばこを原因にしようとして調査していることがわかります。
動物実験でも、遺伝子改良をして発ガンしやすいようにしたマウスを使い、コントロール実験の弱い実験をしています。
この実験は、まったくたばこの煙にふれず自由に育てるグループと、毎日30〜40分たばこの煙が充満した密閉容器に入れるグループに分けた実験ですが、小さいねずみが30〜40分、煙の充満した部屋で過ごす実験が、人に適用した場合どんな意味があるのでしょうか。このねずみのような状況になることは、普通に生きている限りありえないことです。
今でも、こんな怪しい説が支持されている背景には、国立ガンセンター→WHOによるデータ公表という、”権威”があるようです。

■副流煙の怪しさ

平山氏の報告書にあるように、受動喫煙=副流煙の有害性は嫌煙権の最大の根拠になっている。しかし、この報告書は上記のように根拠性が極めて怪しい。
また、アメリカでかなり大規模に調査が行われたが、受動喫煙によるガン発生率の上昇は確認できなかったそうです。

専門家による調査によれば、確かに1本のたばこの煙の中に、4000種類もの化学物質が含まれていて、三大汚染物質といわれるニコチン、タール、一酸化炭素をはじめ、発ガン物質もたっぷりと含まれているそうですが、口の中に入ってこないニコチンは、もえている火元からたちのぼる副流煙にうつるが分解してしまうそうです。
→「副流煙によるニコチン摂取」が肺ガンの発生につながると言うのは、大嘘と言うことになります。

ちなみに、副流煙が鼻につくのは、副流煙はアンモニアの含有量が多いので、目や鼻を刺激する為だそうです。タバコを吸わない人は、ついついその臭いに過剰に反応してしまいますが、その原因はアンモニア成分にあり、健康被害とは言いにくいのです。


>社会不安が広がっている中で、答えを出せない統合階級が、収束不全という本当の問題から、皆の目を逸らすためにタバコに責任を押し付けているという構造がありそうだ。

玉川さんの意見に納得です。

嫌煙運動、嫌煙権の主張の背後には、ガンの危険性と言うもっともらしい言い分があるように社会的には思われていますが、上記のように、その根拠は追求すればするほど怪しいものであることがわかります。
このような怪しい根拠を掲げて、さもそれが当たり前のように主張する。誰もが喫煙を悪いこと、嫌煙を良いことと思っているかのように、運動を繰り広げていくのは、洗脳運動と言っても過言ではないと思います。


■参考資料
タバコ 宮城音弥(講談社)  
これを知ったらもうタバコは吸えない 渡辺文学・皆川興栄(光出版)
タバコ発がん説のウソ 山田千晶(恒友出版株式会社)
 
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