先日ある人から、最近の子供達は、深呼吸ができない。という話を聞いた。この深呼吸ができない為、最近の子達は、集中力が低下しているのではないかという。
そこで、深呼吸がそもそも集中力とどう繋がっており、その効果の信憑性を確かめるべく、インターネットで調べて見ました。
東京にある田村医院内 つばさの会事務局のHP上に“35深呼吸と健康”(リンク)という投稿内に以下の内容が書かれていました。
>最近の健康ブームで、ヨガ、気功、武道、座禅、信仰などがはやっています。その基本は、呼吸方法であると思います。腹筋を十分に使った静かで長い呼気と、横隔膜を臍のほうに押し下げる複式吸気を一定時間、意識的に繰り返す呼吸方法です。精神統一などの面でも好ましい事です。3つのことに分けて説明をしてみましょう。
深呼吸が神経、筋肉、血液、内臓に及ぼす影響について:
@呼吸とは元々自然に起こります。その人の物質代謝に見合った酸素の取り込みと、炭酸ガスの排泄を主な機能として、延髄という脳の大切な部分の、呼吸中枢によってコントロールされています。
健康法としての呼吸方法では、自らの意志でその呼吸リズムを作るので、延髄よりもっと上位にある大脳皮質からの指令で意図的に行われ呼吸パターンを作ります。
A通常安静時の呼吸は、息を吸い込んだ肺がもとに戻る時の復原力によって息を吐き出します。深呼吸法では、積極的に腹筋を使って内臓を強く圧迫させて息を吐く動作を行います。
B深い呼吸は、運動したり興奮したりする時に一般では認められます。深呼吸法では、極めてゆっくりと静かに呼吸することがその特徴です。静かにゆっくりと呼吸する事は、酸素を必要以上に、取り入れないようにするためです。呼吸法のなかで歴史の深い気功法は、自律神経機能や、情緒の安定に良いということが経験的に知られているます。1960年代になってから、これら経験的な事柄を数量的に研究する努力がなされて来ました。
a:脳波については、深呼吸方法をすると、α[アルファー]波の周期数[一分間の数]が減り、振れ幅は大きくなります。[感情が抑えられ、落ち着くことと考えて良いでしょう]
b:副交感神経が緊張して、交感神経の緊張が押さえられることによって、血圧が低くなって、皮膚の小さな血管が拡がって皮膚の温度が上昇します。また、胃腸の運動が活発になって唾液や胃液の分泌も盛んになります。インスリンの分泌も盛んになって血糖値も低下します。膀胱神経は、緊張しませんので、あまりトイレに行きたいと感じません。
c:深呼吸法によって、腹筋や横隔膜が収縮することによって内臓へのマッサージ効果もあるし、また、内蔵の血液循環も良くなると思います。
d:腹圧がかかり、腹部大動脈が圧迫されることによって、心臓への血液の戻りが良くなって、心臓循環器系も活性化されると思います。足のむくみも治ってくると思います。
e:肝臓や脾臓をマッサージすることによって、そこで蓄えられている赤血球が放出され、血中の赤血球が多くなります。以上が今まで解っている、深呼吸法の作用です。
なるほど、成人男子の人間の肺の容積は約4000ccあるにも関わらず、普通の呼吸では、空気(成分:酸素21%、窒素79%、少量の炭酸ガス)をそのうち500ccしか摂取されていない。しかし、深呼吸のときでは約3500ccの空気が肺に出入りします。
このように深呼吸=7倍近い酸素の供給を一度に摂取する事で、血液循環を良くし、その結果、細部の細胞までを新鮮な状態に変え、神経が脳と繋がっているからこそ、α波の周期数も抑えられ、落ち着くのですね。
だから、緊張した時など、「深呼吸すれば良い」と言われるのも、これらの科学的根拠を元に言われており、物事に集中させる方向に向かわせるわけなんですね。
しかし、現代における若い子達が深呼吸できないのには、何か理由があるのでしょうか?
後ほど、この問題について調べてみたいと思います。 |
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